2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ウチそと研通信61 −「美術家の肖像」 1950−

大辻清司の最初期の作品には、金属や有機物などの様々な素材を組み合わせ、密室的状況の中で撮影したオブジェの写真が多かった。そもそも大辻が写真の魅力に強く惹かれだすのは中学生の頃、偶々古書店で見つけた写真雑誌『フォトタイムス』のおもに1930年代…