2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ウチそと研通信19 −ハコモノ好き−

繰り返しになってしまうが博物館や美術館が好きでよく見に行く。旅先でもできるだけ博物館や美術館を見ている。小さな施設でもその土地ならではの特徴があり、いろいろと発見があって面白い。どちらかといえば美術館より博物館、資料館の方が好きかもしれな…

ウチそと研通信18 ―1960年の渋谷―

蔵原惟繕の監督作品、「狂熱の季節」をはじめて観た。東京の渋谷を背景に,ティンエージの若者達のエピソードを映像にしたもので、1960年度の作品である。 主演の川地民夫は見物だった。鈴木清順の幾つかの作品にバイプレイヤーとして登場する時の川地民夫の…

ウチそと研通信17 −ロトチェンコと北代−

1920年代の途中でアレクサンドル・ロトチェンコが絵画制作を離れ、写真へ向かうことになったのは、それを促したきっかけとして、ライカという性能のいいドイツ製小型カメラが登場したことが大きかったといわれる。多様な光量に対応でき、視点を自在に動かし…